ホーチミン市人民委員会は4日、市内の河川観光事業の開発について各関連機関と話し合った。4日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
この会合では、マスコミやインターネットを通じた河川観光ツアーの広報活動強化が提案されたほか、燈籠流しやボートレースといった文化スポーツ活動の実施を計画していることが明らかにされた。これらの計画は、来年開催される国際観光展示会で発表されるという。
同市文化スポーツ観光局のグエン・ベト・アイン部長は、「近年、河川観光ツアーの利用客が増加傾向にあり、各旅行会社は毎日、河川観光ツアーを実施している。同市では今後、河川観光の更なる開発に向けて、フェリー乗り場などの増設に注力していく方針だ」と述べた。
なお、サイゴン観光総公社は今年6月、ホーチミン市内を周遊する河川観光ツアーを開始した。各ツアーは同市1区トンドゥックタン通りにあるバクダン乗船場をメイン乗り場とし、◇東西大通り、◇ビンクオイ(ビンタイン区タインダ地区)、◇クチトンネル(クチ郡)、◇カンゾー郡、◇ロンフオック(9区)、◇フーミーフン新都市区(7区)、◇周辺各省に至る計7種類のツアーを実施している。