8月24日午前7時ごろ、ホーチミン~ブンタウ(東南部バリア・ブンタウ省)間の高速船を運航するグリーンライン社の「グリーンラインB5号」が、ホーチミン市のバクダン港からブンタウ市に向かう途中で大波を受け、船体前方の窓ガラスが破損する事故が発生した。26日付バリア・ブンタウ紙(電子版)が報じた。
(C) bariavungtau, 窓ガラスが割れたグリーンラインB5号 |
「グリーンラインB5号」はガラスが割れた後、そこから大量の水が流れ込み、前方の席に座っていた乗客らがずぶ濡れになった。携帯電話が水没したり、ガラスの破片で軽傷を負った乗客もいたという。なお、事故後も「グリーンラインB5号」は乗客60人を乗せたまま運航を続け、同日午前9時ごろ、ブンタウ市カウダー港に到着した。
因みに、交通運輸省は台風シーズンの到来を受け、9月1日から、エンジン1基搭載型の高速船の運航を見合わせるよう、各省・都市の交通運輸局に求めている。