不動産開発大手ビングループ[VIC]は15日、南中部ビンディン省でハイザン観光区開発を着工した。18日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
(C) Dautu, ハイザン観光区の完成イメージ |
VICは3兆4240億ドン(約160億円)を投じ、656ヘクタールの敷地に、◇高級ホテル・リゾート、◇遊園地、◇ゴルフ場、◇ヨットハーバー、◇ロープウェイなどを建設する。なお、ベトナム投資開発銀行(BIDV)が投資総額の半分を貸付けることを明らかにしている。
ロープウェイは、南中部カインホア省ニャチャン市にある同社の「ビンパールリゾート」のロープウェイに倣ったもので、全長1.5キロ、最高運転速度は秒速6メートル。35~40キャビンにより毎時800人を輸送する。
同省にロープウェイが設置されるのは今回が初めて。同観光区がオープンすれば、観光客の誘致と同省の観光事業発展に大きく寄与するものと期待されている。