東南部で人気の庶民的ビーチリゾート、バリア・ブンタウ省ブンタウ市のいくつかのビーチが、最近になって遊泳時間を午後5時までに制限した。夕涼みがてら浜辺を散歩する旅行者や水遊びする子どもたちで賑わっていたビーチは今、夕方になるとひっそりと静まり返っている。28日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
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同市にあるパラダイスビーチの運営管理会社によると、同市人民委員会が遊泳時間を午前7時から午後5時までと規定しているため、時間外の遊泳は禁止されているという。運営管理会社は遊泳時間の延長を要請しているが、同市人民委員会の許可はまだ得られていない。
同市人民委員会は遊泳時間の制限について、「1996年に施行したもので新しい規定ではない。以前まではビーチ運営管理会社が規定を無視し無断で運営していたが、最近、監視員のいない早朝や夜に海に入り、水難事故に遭遇する人が増えたため、規定を厳守するよう命じた」とコメントした。
監視員は成り手が慢性的に不足しているため、増員することは難しいが、遊泳時間を午後7時まで延長することについては現在検討中だという。