マカオでは、多くの一流企業がホーチミン市におけるカジノへの投資機会を窺っている。16日付カフェエフが報じた。
ベトナムの大手不動産業者が集まる企業懇談会が14日行われた。そのなかでマカオの海外投資家は、ベトナム観光業は潜在的魅力があるものの、外国人旅行者を惹きつけるような娯楽は、発達しているとは言えないと語った。その最たるものがカジノである。マカオのカジノには世界各国から旅行者が訪れ、ラスベガスのカジノの3倍に相当する年間255億米ドル(約2兆1000万円)の営業収入があるという。
また、同懇談会で国際投資グループGiicoのハー・マン・ユン会長は、同グループが北部ハイフォン市カットハイ郡のカットバー町と東南部ビントゥアン省ファンティエット市ムイネー地区の2か所のカジノ建設に向けて計画しており、マカオの投資家が興味を示していると明かした。