東北地方太平洋沖地震及び福島第1原子力発電所の事故により、在日ベトナム人の帰国需要が高まっているのを受け、ベトナム航空(VNA)は16日から31日にかけて、在日ベトナム人に対する東京・大阪・名古屋・福岡発~ハノイ・ホーチミン行の運賃を通常の半額に相当する430ドル(約3万5000円)としている。16日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
また、VNAはベトナム人の帰国需要に応えるため、16日から20日にかけてハノイ~東京線で使用する機材を、通常のエアバスA330型機(定員282人)から一時的にボーイング777型機(定員309~324人)に切り替えて運行した。