ハノイ動物園(通称:トゥーレ動物園)のグエン・ヴァン・フン副園長はこのたび、同動物園が今年第2四半期から夜間営業を開始する準備を進めていると明らかにした。現在の営業時間は7時から17時半(冬季は17時)までで、夜の営業は世界のナイトサファリをモデルにして行われる。
現在、ハノイ動物園には鳥類や動物が合わせて約100種類600個体、飼育されている。今後、中国の南寧動物園から新たに動物を輸入する計画や、来園者が観察しやすく、自然に近い照明システムにする改造計画も準備している。フン副園長は「来園者であふれるロマンチックな夜の娯楽施設にしたい」と希望を語った。
ナイトサファリは、本来夜行性である動物の夜の生態を来園客に楽しんでもらうもので、シンガポールの「ナイトサファリ」が観光客の人気スポットとして有名。