ダオ・ディン・ビン運輸交通相は16日、総額約3兆ドン(約223億8000万円)を投じて行われる「カムラン空港再整備計画」議定書に署名した。
カムラン空港はベトナム有数のビーチリゾート、ニャチャンから約35キロの地点にあり、2005年春に民間用に供用を再開した空港だ。これまで国内線のみの乗り入れだったが、将来的に国際都市を目指すニャチャンの新しい玄関口として、国際線の乗り入れを可能にするために再整備工事が計画されていた。
再整備計画は2段階計画で、まず2015年までの第1段階では、同時に最大16機が乗り入れ可能な空港に整備、年間150万人の利用客を見込む。続く第二段階(2025年まで)では、同時に最大21機が乗り入れ可能な空港に拡張するとともに、大型旅客機ボーイング767−300や777−200の乗り入れを開始、年間265万人の利用客を見込む。