- 強豪ハノイFCに日本人監督が就任
- 前鹿島監督の岩政氏、41歳の青年監督
- 「常にタイトル獲得を目指す」と意気込む
サッカーベトナム1部ハノイFCは11日、新指揮官として日本人の岩政大樹氏(41歳)の監督就任を発表した。既に双方は契約調印を交わしている。なお、シーズンはまだ序盤だが、ハノイFCはここまでで既に3人の監督交代を発表しており、岩政氏が今シーズン4人目の監督となる。
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岩政氏は、現役時代にJ1鹿島アントラーズでセンターバックとして活躍。2014年には、タイ1部BECテロ・サーサナに移籍して初の海外挑戦。2015年にはJ2ファジアーノ岡山に移籍して、2016シーズンに退団。その後は、関東リーグの東京ユナイテッドFCに選手兼コーチとして加入し、東京大学運動会ア式蹴球部コーチも務めて、2018年に現役引退。2022シーズンには古巣である鹿島アントラーズのトップチームコーチに就任し、同年8月から監督に昇格。2023シーズン終了後に契約満了で鹿島の監督を退任していた。
ハノイFCは、今季第8節を終えた現時点で14チーム中8位につけており、スタートダッシュで大きく出遅れている。アウェイで行われた第8節では、最下位のホアン・アイン・ザライ(HAGL)に0-2で痛恨の敗戦を喫するなど優勝候補に相応しくない低空飛行が続いている。ハノイFCは、新監督のもとシーズン後期での巻き返しを誓う。
岩政氏はハノイFCの公式SNSを通じて、「規律、団結、責任、それがチームを強くすると私は信じています。私は監督として常にタイトルを望んでいます。自分の理念に基づいてチームを作ります。それが私がここに来た理由です」とコメントした。
※記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+