カンボジアで開催中の第32回東南アジア競技大会(SEA Games 32)は7日に3×3女子バスケットの決勝が行われ、ベトナムが強豪フィリピンを下して金メダルを獲得した。ベトナムのバスケット代表チームがSEA Gamesで金メダルを獲得するのは史上初の快挙で、長く続いたフィリピンとタイの2強時代に終止符を打った。
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ベトナムは今大会のグループリーグで、フィリピン(21-19)、タイ(16-13)、ラオス(22-6)に無傷の3連勝でグループ首位突破。準決勝でインドネシアを21-18で下して決勝に駒を進めた。決勝ではフィリピンと再戦し、一進一退の攻防の末に21-16のスコアで勝利した。
ベトナムは自国開催した前回大会(2021年ハノイ大会※新型コロナで1年延期)の決勝でタイに敗れて銀メダルに終わっており、今回は悲願の金メダル獲得となった。
なお、現在のベトナム女子代表チームは、米国ゴンザガ大学のゴンザガ・ブルドッグス所属の越僑選手であるチュオン・タオ・ヴィとチュオン・タオ・ミーの双子姉妹を擁しており、近年東南アジアで存在感を強めている。