インドシナ4か国(ラオス、ベトナム、タイ、カンボジア)の野球国家代表チームが日頃の練習の成果を競い合うインドシナドリームリーグ2023が24日にラオス国立競技場で開幕した。なお、ベトナムは初戦で開催国ラオスに敗れて黒星発進となった。大会は26日まで行われる。
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ベトナム代表ゴー・ドゥック・トゥイ選手(サイゴンストーム所属)によると、ベトナム代表として国際大会に出場するのはこれが2度目。同選手は、国内の3地域から集まった代表選手が今大会を通して成長し、ベトナム野球の更なる発展に繋がることを期待すると話した。
また今大会は、2023年9月に中国・杭州で開催されるアジア競技大会(ASIAD)を目指すベトナム野球代表にとって貴重な戦力強化の場となる。
ベトナムでは、野球はマイナースポーツだが、日本や韓国、米国の企業の支援により徐々に普及が進んでいる。2021年4月には、ベトナム野球・ソフトボール協会(VBSF)が発足。ハノイ市やホーチミン市、フエ市(北中部地方トゥアティエン・フエ省)、ダナン市(南中部沿岸地方)、カインホア省(同)、ビンズオン省(東南部地方)などで野球チームが活動しており、特に国内2大都市のハノイ市とホーチミン市での活動が盛んとなっている。