ベトナム政府は27日、サッカー男子のベトナム代表パク・ハンソ監督(U-22兼任)に対して、2等労働勲章を授与した。同氏は2002年の日韓ワールドカップでベスト4に躍進した韓国代表のヘッドコーチを務めた韓国人指導者で、2017年10月にベトナム代表監督に就任した。
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パク監督は、昨年末にフィリピンで開催された東南アジア競技大会(SEA Games)でU-22ベトナム代表を60年ぶりの金メダル獲得に導いた。またA代表では、2019年初めのAFCアジアカップでチームをベスト8に躍進させたほか、FIFAワールドカップ・アジア2次予選でも5試合を終えてグループ首位に立つなど目覚ましい成績を残している。
また、代表チームでパク監督を支えるイ・ヨンジン氏とキム・ハンユン氏の韓国人コーチ2人には首相表彰が授与された。なお、スポーツ分野の外国人指導者に2等労働勲章が授与されるのは今回が初めてだという。
表彰式に臨んだパク監督は、「この名誉ある勲章は、ベトナム代表の選手・スタッフ全員の努力により受賞したものであり、私はチームを代表して受け取ったに過ぎない。これを励みに、今後一層ベトナムサッカーの発展に貢献していきたい」と語った。
記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+