埼玉県和光市の和光市民文化センターで7日、第10回アジア・エアガン選手権大会の開会式が行われた。今大会には日本やベトナム、中国、インド、シンガポールなど27か国・地域から約500人の選手・役員が参加し、過去最大規模となる。
ベトナムからは、2016年のリオデジャネイロオリンピックの射撃競技でベトナム史上初の五輪金メダルと銀メダルを獲得したベトナム人民軍のホアン・スアン・ビン(Hoang Xuan Vinh)選手をはじめとするベトナム人選手・役員23人が参加している。
開会式では、鉢形城三鱗会(はちがたじょうみつうろこかい)の甲冑隊による演武や開催地和光市の「和光太鼓」、「ささら獅子舞」が披露され、ベトナム代表団も日本の伝統文化に見入り、歓声を上げた。
競技は8日から11日にかけて和光市総合体育館で行われる。なお、9日(土)と10日(日)の両日、美味しいものあり、スポーツあり、ステージありのイベント「バーリ・トゥード・フェス」も同時開催される。開催時間は10時から15時まで、会場は和光市総合体育館に隣接する樹林公園エントランス・芝生広場。