アルジェリアの首都アルジェで3日間にわたって開催された第4回世界ボビナム(ベトナム総合武術)選手権で、ベトナムは金メダル19個、銀メダル5個を獲得して総合優勝を果たした。
(C)Vietnam plus,Thanh Binh |
ボビナムはベトナムで生まれた総合武術で、ベトナムチームの各選手は他チームに比べ、技術的に格段の差があった。第1回世界ボビナム選手権は2009年にベトナムで開催され、その後2年毎に開催されている。
総合2位には金メダル15個、銀メダル12個、銅メダル6個で開催国アルジェリアが入った。アルジェリアにはボビナムの練習生が2万2000人もいて、アフリカでボビナムが最も盛んな地域の一つとなっている。総合3位はイタリアで、金メダル1個、銀メダル5個、銅メダル2個を獲得した。
ボビナム・アルジェリア連盟のDjouadj Mohamed会長は、今回の世界ボビナム選手権で各選手のレベルが向上していることがはっきり分かったとし、ボビナムが全世界に広がっていることの証しだと評価。大会が成功裏に終わったと誇らしげに語った。