2日夜、英マンチェスター・ユナイテッドFCなどで活躍したトリニダード・トバコの英雄、ドワイト・ヨーク氏がFIFA大使としてハノイ市を訪問した。今回の訪問は、コカ・コーラ社が主催するFIFAワールドカップ・トロフィーツアーのイベントの一環。
(C) Dautu, ドワイト・ヨーク氏 |
同氏の訪越は、集まった大勢の取材陣や観客にも知らされておらず、サプライズゲストとしての登場だった。同氏は地元メディアの取材に対し、「今回、FIFA大使としてベトナムに来られたことを大変栄誉に思う。ワールドカップ・トロフィーをベトナムのサッカーファンに紹介できて、私も嬉しい。ベトナムにはマンチェスター・ユナイテッドのファンも大勢いて、何度も記念撮影を求められたよ。ベトナムのサッカーファンは本当に熱狂的だ」とコメントした。
ドワイト・ヨークは、カリブ海に浮かぶ島国の人口130万人の小国トリニダード・トバゴの英雄。キャリアの大半をプレミアリーグで過ごし、マンチェスター・ユナイテッド時代は、アンディ・コールとのコンビでゴールを量産した。代表では、通算72試合出場で19得点。2006年にはトリニダード・トバコをワールドカップ初出場に導いた。