3月16日、ラオスにプロサッカーリーグ「ラオス・プレミアリーグ」が誕生した。同リーグの設立に当たってはベトナムのホアン・アイン・ザライ[HAG]が投資している。また同リーグには、ベトナム企業の所有するサッカークラブとして、◇ホアン・アイン・ザライ・アッタプーFC(HAGLアッタプー)、◇SHBチュンパーサックFCの2クラブが参戦している。ボンダーがプラスが報じた。
(C) Bongdaplus |
隣国ラオスのプロサッカーリーグ設立は、失業中のベトナム人選手がサッカーを続けていくための受け皿になると期待されている。現在、HAGLアッタプーには4人のベトナム人選手が所属しており、SHBチュンパーサックでは、元ベトナム代表のレ・ホン・ミンがプレーしている。
ベトナムプロサッカーリーグ(Vリーグ)は昨年、経営難に陥っていた複数のクラブが解散し、失業する選手が相次いでいた。
これまでベトナム人選手の多くは、故郷や家族と離れることを嫌って、海外移籍はもちろん国内での移籍ですら敬遠していた。しかし、クラブ数が削減され、国内に選手が余っている現在の状況では、ラオス移籍を選択肢の一つとして捉えなければならない。また、出場機会の恵まれない若手選手をラオス・プレミアリーグに派遣するなどして、経験を積ませるという効果も期待できるという。