英ニューカッスル・ユナイテッドFCのミッドフィルダーで、フランス代表としても活躍する、ヨアン・キャバイェ選手はこのほど、フランス現地紙のインタビューに応じて、祖母の故郷であるベトナムへの想いなどを語った。ボンダーが報じた。
(C) Bongdaplus ニューカッスル・ユナイテッドFCのヨアン・キャバイェ選手 |
キャバイェ選手はフランス・ノール県トゥールワコン出身。父方の祖母がベトナム人で、幼い頃は弟のジョオレフと一緒に祖母が語るベトナムの話を夢中になって聞いていた。
フランスのプロサッカーリーグ、リーグアンのLOSCリール・メトロポールに所属していた頃は、「もしフランス代表に選ばれなかったら、ベトナム代表としてプレーしたい」と公言していた。ベトナムにとっては残念なことに、キャバイェ選手のその後の活躍は、彼がレ・ブルー(サッカーフランス代表の愛称)のユニフォームを着るのに十分なものだった。現在は、ニューカッスル・ユナイテッドとフランス代表で中心的な役割を担う偉大なフットボーラーに成長している。
しかし、現在もベトナムに何らかの形で貢献したいという気持ちは変わらないようで、最近、自身のウェブサイトを開設した際、こうコメントしている。「フランス語は紛れもなく僕の第一言語だけど、英国を次なるステップアップの場として選んだとき、英語の能力も欠かせないものになった。そして、もう一つの僕のルーツであるベトナム。新しいサイトではベトナム語版も開設する予定だ。僕はそこでベトナムのファン達と交流して、もっとベトナムの文化を知りたい。何よりベトナムサッカーの発展に貢献したいんだ」