ベトナムサッカー連盟(VFF)はこのほど、ドイツ人のファルコ・ゲッツ氏がベトナム代表チームの監督に就任すると発表した。契約は2年。テータオバンホアが報じた。
ゲッツ氏は現役時代、ドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レバークーゼンやヘルタ・ベルリンなどでプレーした経験を持ち、監督としては、同じくドイツのヘルタ・ベルリンや1860ミュンヘンなどで指揮を取った。さらにU‐10~U‐14といったジュニアユース世代の指導歴もあり、長年に亘ってドイツサッカーに貢献してきた。
ゲッツ氏は就任会見で、このように意気込みを語った。
「私が標榜するのは規律、フィジカル、チームワークに基づいたスペクタクルなサッカーだ。但し、サッカーはフィジカルのみに依存するスポーツではない。ベトナム人選手は技術、敏捷性に優れていると思う。今後はドイツでのキャリアを活かし、ベトナムサッカーの発展に貢献していきたい。」
なお、サッカーベトナム代表チームに外国人監督が就任するのは、アルフレッド・リードル(オーストリア)、エンリケ・カリスト(ポルトガル)に次いで、3人目。