ホーチミン市警察道路鉄道交通警察部(PC67)は8月から、中心部の交差点などに女性の交通警察官を配置し、拡声器を通じて交通違反に対する注意を呼びかけている。拡声器を使った声かけは、PC67にとって新たな試みだ。
(C) vnexpress |
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PC67は、まず1区のグエンチャイ通りとグエンバンクー通りの交差点と、同じく1区のチャンフンダオ通りとグエンバンクー通りの交差点の2か所で拡声器を使った交通整理を試行している。
グエンチャイ通りとグエンバンクー通りの交差点に配置された女性交通警察官のファン・ホン・クエン上尉(33歳)も、拡声器を手に交通整理を行う。「以前も通りに出て交通整理を行っていましたが、拡声器を使って通行人に指示や声かけをするのは初めてです」とクエン上尉は話す。
女性交通警察官は通りに立ちながら、歩道に乗り上げたり停止線を超えて信号待ちをしたりしている通行人に対して、拡声器を通じて注意をする。「最初は自分の声が拡声器でとても大きく聞こえて、多くの人に注目されるので少しびっくりしましたが、すぐに慣れました。ただ、拡声器が重いので疲れます」とクエン上尉。