ラジコン飛行機を極めるには、航空力学や設計工学などの知識も求められるため、実際にはかなり高度な遊びだと彼は言う。但し、細心の注意を払いさえすれば、だれにでも操縦できるとも語った。
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フエ市には当初、飛行機クラブがなかったが、クラブ発足に尽力した彼や仲間達の努力によって、次第に会員が増えていった。彼の熱心さ惹かれて、ラジコン飛行機にのめり込んでいったという人も少なくない。
飛行機への憧れは、その強さに差こそあれ、少年時代に誰しもが持つものだ。ラジコン飛行機は、そんな夢を実現する手段でもある。しかし、実際に飛ばすとなると、そんなに簡単なことではない。自由に操縦できるようになるまでに少なくとも3年、まっすぐ飛ばすだけでも2年は掛かるという。
そうして、苦労して飛ばした飛行機を見ていると自分が空を飛んでいるような気分になり、ストレスやつらいことも忘れてしまうと会員達は口々に語った。