女の魅力で勝負、「上昇」志向の女子学生たち

2006/08/16 07:17 JST配信

 ステップアップするためなら若さと美しさを最大限に利用するのも女性の特権、と考える女子学生も最近は少なくないようだ。

 大学で貿易を学ぶトゥは、在学中に貿易会社でカスタマーサポートの職を得た。彼女はその美貌からすぐに社長のお気に入りとなり、遠方への出張にもたびたび同行するようになった。仕事では先輩秘書に及ばないが、彼女には社長を喜ばせる才能があったのだ。もちろん、彼女のことを快く思わない先輩秘書らから陰口を叩かれたが、トゥは社長に同行した経験から多くのことを学び取ることができた、と一向に気にしない。

 ズオンは、大学3年の時にある銀行の支店で働き始めた。愛らしく、優秀で仕事熱心な彼女は、最初は上司や同僚ら皆にかわいがられていたが、次第に彼女の熱心さはエスカレートして行った。同僚、部長、社長などとプライベートな関係を持つようになった彼女は、ベッドで「愛人」たちから仕事に関しても様々なことを学んだと言う。

 そんな彼女もまた、他の同僚たちからバッシングを受けようが、全く意に介さない。「自分の選択肢を広げるために何が必要かを見極めるのは当然のこと。何かを手に入れたら別の何かを失う。全てを手に入れることなんてできないのよ。結局のところ、私はたいしたものは失ってないし、それよりももっと多くのものを手に入れたの」。

[2006年8月12日 Phap Luat TP.HCM]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 ホーチミン市の洋菓子店「ル・プチ・ローラン(Le petit Roland)」は、南部解放・南北統一50周年を記念...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)記念事業の一環として、ホーチミン市1区人民...
 栃木県鹿沼市の市文化活動交流館芝生広場で4月19日(土)、「2025ベトナムフェスティバルinかぬま」が初...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 2025年4月4日、ベトナム戦争末期の米軍による「オペレーション・ベビーリフト」の航空機墜落から50年を...
 米国の半導体大手クアルコム(Qualcomm)は16日、ハノイ市で行われたグエン・チー・ズン副首相との会談で...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区の国家会議センターで16日夜、ベトナムにおける3件のプロジェクトを対象と...
 政府は15日、少額取引決済向けのモバイルマネーの試行期間を延長する決議第87号/NQ-CPを公布した。 ...
 ライオン株式会社(東京都台東区)は、ベトナムの持分法適用関連会社で、医薬品・医療機器の製造販売を中...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、フェニカー大学(Phenikaa University、ハノイ市)を、「構成大学と...
 ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)は4月19日、4月30
 ブイ・タイン・ソン副首相は15日、「2021~2030年国家電力開発計画及び2050年までのビジョン(第8期電力...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年3月の訪日ベトナム人の数は前年同月比▲5.0%減の6...
 ベトナム航空局(CAAV)によると、2025年1~3月期の航空各社の旅客輸送量は前年同期比+9.2%増の約2070万...
 ホーチミン市人民裁判所は14日、メンバー6万6000人近くの売春斡旋ルートを組織した元締めのグエン・フ...
 日本の財務省が発表した2025年3月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比2.35...
トップページに戻る