今度は本気?ホーチミン市のヘルメット着用取締り(2)

2004/07/28 10:53 JST配信

今度は本気?ホーチミン市のヘルメット着用取締り(1)より続く

---ヘルメット屋大繁盛---

 今回のHCM市によるヘルメット未着用者取締り実施に伴い、これまでヘルメットの"ヘ"の字さえ気にしたことのなかった市民が続々とヘルメット屋に押しかけている。またこうした需要増加でヘルメットの値段も先週に比べ5万~8万ドン値上がりしており市場は活況を呈している。

 Pham Hong Thai通りにあるTrangスポーツ店では朝7時に開店するとすぐにヘルメットを買い求めるお客で一杯になる。ヘルメットの値段はベトナム製で約12万ドン(シールドなし)、12~18万ドン(シールドあり)、輸入品の台湾製は15~20万ドン(シールドなし)、25~35万ドン(シールドあり)となっており最も高いものでは50万ドンほどするが、ほとんどの購入客が身の安全に関わるものだけにわずか10~15万ドンほどの差ならとベトナム製をよりも台湾製を買い求める傾向が強いという。

 同じ通りのショップHoang Oanhでは1週間ほど前からヘルメットを売り始めたばかりだがいつもお客で賑わっており、商品が追いつかなくなることもある。またここでも台湾製が人気を集め価格も急上昇しており1日で5000ドン値が上がることもあるという。

 さらにThuスポーツ店でも同様で、同店に来ていたNamさんは“以前ヘルメット着用が義務付けになった時にも1つ買ったんだけど、少しの間だけ取締りがあってそのあとは被ってなくても全くお咎めなしだったんで田舎の知り合いにあげちゃったんだよ、そうしたらまた義務付けだなんて言っているからまた買いに来たんだ”と話し、夫婦1つずつ購入し、さらに子供用へルメットも1つ購入して帰っていった。<続く>

※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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