21日、ドイツ・ベルリンでベトナム人資本の新しいデパート「太平洋国際商業センター」のオープン式典が在独ベトナム大使やベルリン市幹部列席のもと開催された。
同デパートは総面積4万7千平米、内1万7千平米が商業施設、残りの3万平米が駐車場。最新設備を供え、安全管理などドイツの国家基準に基づき建設され、ベルリン市内のベトナム系商業施設で最大規模の商業施設となる。
また同日、同じくベルリン市内にあるDong Xuan商業センターでも開店2周年記念の式典が行われ、その席で在独ベトナム大使館のNguyen Ba Son大使はベトナム系企業が協力しこのような商業施設を建設することは在住ベトナム人に安定した商いの場所を提供し、また仕事を生み出すということであり、多くの在住ベトナムコミュニティーにとって大変有意義なことであると述べた。
東西ドイツ統一後、ベトナム人の経営する商業施設が主に旧東ドイツ地域にあるLeipzig, Magdebug, Erfurt, Dresden, ベルリンなどの大都市に建設され、その中でもManh Ha氏のGlobal-Delta社、Nguyen Van Hien氏のDong Xuan社などはドイツ市内の各都市に合わせて数万平米規模の商業施設を多数経営しており、2004年末にはDong Xuan社がベルリン市内に総面積10万平米の多目的商業センターをオープンさせる計画。