- メトロ駅の方向を示す案内標識多数設置
- 既に運行中と勘違いして駅を探す外国人も
- 開業に向けた準備、正式な開業はまだ
ホーチミン市1区の都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の駅周辺ではこのところ、開業に向けた準備として「メトロ」の駅の方向を示す案内標識が多数設置されている。
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その案内標識が設置されたエリアでは最近、ある外国人家族が、メトロが既に運行しているものと勘違いして駅を探す光景が見られた。結局、その外国人は駅に降りることもできず、周囲の人から説明を受けて、肩をすくめ首を振って立ち去った。
開業に向けた準備であることはわかるが、正式な開業はまだで、メトロがすでに運行しているものと勘違いする外国人観光客も多いため、市民の間では「まだ開業していないのだから案内標識は隠しておくべき」という声も出ている。
なお、ホーチミン市人民委員会は9月24日、メトロ1号線案件の調整を承認し、工事の完了予定を2024年10~12月末までとした。