- カフェで起きた強化ガラス落下事故で重傷
- 下半身不自由に、リハビリ経て7月に退院
- 事故前に勤務していた総合放射線科に復帰
国内トップクラスのがん専門病院であるハノイ市のベトナム国立がんセンター(K病院)のレ・バン・クアン院長は9月30日、職場の同僚らとともに、女性医師のホアン・ミン・リーさん(29歳)の健康回復と職場復帰を祝福した。
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リーさんは今年4月20日夜に市内のカフェで発生した強化ガラスの破損・落下事故で重傷を負い、下半身が不自由になった。治療とリハビリを終えて7月30日に退院していた。
クアン院長は、リーさんが希望通りに復職できるよう条件を整え、彼女の健康状態に適した仕事を用意した。クアン氏によると、リーさんとの話し合いで、事故前に勤務していたK病院タンチエウ分院(タインチー郡タンチエウ村)の総合放射線科で引き続き働きたいとの意思を確認したという。
クアン氏は「電動車椅子や仕事の場所は事前に準備した。リー医師は今朝、総合放射線科で診療に参加した。今後はリー医師の実際の状況に合わせて適切な仕事を割り当てる方針だ。リー医師は当科で診療を続けることもできるし、科学研究など別の仕事をすることもできる」と述べた。
リーさんは研修医の研修期間を終えたばかりで、K病院タンチエウ分院に勤務し始めた直後に事故に見舞われ、椎体と肋骨の骨折、脊髄と内臓の損傷などの重傷を負った。
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