- 1日午後に南シナ海で台風3号が発生
- 7日午後にベトナム北部に上陸の見通し
- 8日中にラオスで熱帯低気圧に
9月1日午後にフィリピンの東で発生した台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)は勢力を強めながら南シナ海を西に進んでいる。
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日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間4日16時45分時点で台風3号は南シナ海に位置しており、西北西にゆっくりと進んでいる。中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/s。
今後さらに勢力を強めて「非常に強い勢力」に発達するが、ベトナム北部に接近する7日には「強い勢力」まで弱まる見通しで、8日中にラオスで「熱帯低気圧」へと変わる見込み。
ベトナム国立水文気象予報センター(NCHMF)の予想によると、週末にかけてベトナム北部に上陸すると見られ、自然災害防止国家指導委員会は、中部や中部高原地方、南部でも強風と大雨への警戒を呼び掛けている。また沿岸部では、高波への注意が必要。局地的な大雨により、低地では洪水、山間部では鉄砲水や土砂崩れの危険性が高まると警告している。