- 中国人・韓国人向け売春レストラン摘発
- ウェイトレス120人が売春婦を兼務
- 開店から2か月余りで1億円近くの収益
ホーチミン市警察は2日、中国人や韓国人をはじめとする外国人客に売春を斡旋していたとして同市1区グエンタイビン(Nguyen Thai Binh)通りにあるレストラン「G&G」を摘発し、7人の容疑者を逮捕した。
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売春斡旋容疑で逮捕されたのは、◇ホアン・アイン・ハオ容疑者、◇ユ・スンギョ容疑者、◇ゴ・ティ・ゴック・トゥイ容疑者、◇イ・ジヒョン容疑者、◇キム・ジフン容疑者、◇カン・ミンチョル容疑者、◇グエン・キム・ジエム容疑者(マダム・イエン)の7人。
レストランでは、売春婦を兼ねた120人余りのウェイトレスが接客対応しており、客の要望に応じて売春を斡旋していた。レストランは今年5月22日にオープンしたばかり。無認可でカラオケ営業を行っており、中国人や韓国人など外国人客のみを入店させていた。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、薄着のウェイトレスが接客する動画を投稿して集客。客のニーズに応じて、売春婦をホテルやマンションに派遣し性的サービスを提供していた。オープン間もないが、店はこれまでに100億VND(約9800万円)の収益を上げていたという。
同市警察は張り込み捜査を経てレストランを摘発。マネージャーの証言から、同市直轄トゥードゥック市とビンタイン区の高級マンションに立ち入り調査を行い、売春行為を働いていたウェイトレス4人を発見した。
取り調べに対しハオ容疑者は、売上を伸ばすため、客に対して性的サービスを行うよう女性従業員に指示していたことを認めた。入店する客には、外国人であることを確認するために、パスポートの提示を求めていたという。