- 物乞いの子どもや浮浪者の保護活動開始
- ファングーラオ街区で1か月間集中実施
- 人口データの収集や身分証明書の発行も
ホーチミン市警察社会秩序行政管理警察局(PC06)はこのほど、1区警察、同市警察青年団などと共同で、物乞いをする子どもや浮浪者、ホームレス、緊急の保護を必要とする人たちを保護する活動を開始した。子どもや浮浪者などに物乞いをさせる手配師の処分を徹底するためだ。この活動は7月15日まで集中的に実施される。
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市内では近年、観光客が多いエリアで子どもや高齢者、浮浪者などに組織的に物乞いをさせる手配師が暗躍し、都市の美観や交通安全、社会秩序に悪影響を及ぼしている。同市警察はファングーラオ街区で1か月間、子どもや浮浪者などの保護に取り組み、人口データの収集や身分証明書の発行、居住問題の解決などを並行して進める予定だ。
1区人民委員会のマイ・ティ・ホン・ホア副主席によると、同区では近年物乞いや浮浪者の問題の解決に注意を払っていたが、最近物乞いが再び現れるようになり、増加傾向にあるという。ホア氏は各レベルの共産党委員会や組織、団体、関連機関に対し、こうした状況に関心を持ち、問題の解決に協力するよう要請した。