- 鉄道事故の危険箇所、全国に1087か所
- 無許可の違法踏切を777か所閉鎖
- 「列車に注意」の標識や見張りの設置も
交通運輸省がこのほど政府に報告した、2019~2023年末の鉄道分野における交通秩序・安全確保に関する政策と法律の実施結果によると、南北統一鉄道の線路沿いには、鉄道交通事故が発生する危険のある箇所が1087か所存在する。
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鉄道交通事故対策としてこの期間に全国では、4093か所あった、地域住民によって往来のために無許可で開放されていた踏切(違法踏切)を777か所閉鎖した。また、幅3m以上となっていた違法踏切1805か所について、1348か所を幅3m未満に縮小した。
このほか、標識のなかった違法踏切3316か所のうち2993か所に「列車に注意」の標識を設置し、見張りが置かれていなかった592か所のうち358か所に見張りを置いた。
交通運輸省の報告書によると、一部の地域では、危険な違法踏切の閉鎖や見張りの維持に主体的に資金を投じて、鉄道交通安全に取り組んでいる。