- 各地のSAにEV充電スタンドを設置
- 国家技術基準を改正する通達で義務付け
- 停車スペースの10%をEV充電スタンドに
交通運輸省は5日、道路サービスエリアに関する国家技術基準を改正する通達第9号/2024/TT-BGTVT(10月5日施行)を発出した。
(C)Lao Dong |
通達では、道路サービスエリアについて、◇高速道路、◇国道、◇省道に設置され、交通参加者と車両にサービスを提供する道路交通インフラと定義している。
交通参加者や車両に安全なサービスを安定提供できるよう、サービスエリアの電気、水道、照明、通信システムは一貫性・完全性を確保し、ベトナム国家基準「QCVN 07:2010/BXD」およびベトナム国家標準「TCVN 4319:2012」に準拠する必要がある。
新たに盛り込まれるサービスエリア内の電気自動車(EV)用充電スタンドについて、各サービスエリアは、EV用充電スタンドに適した電気システムを確保しなければならないと規定されている。
EV用充電スタンドの停車スペースは、サービスエリア全体の停車スペースの10%以上とし、1級と2級のサービスエリアは同規定をクリアしなければならない。3級と4級のサービスエリアについては強制ではないが、設置が推奨される。