- ベトナム、交通事故死減少
- 交通安全改善、共産党が指導
- 道路交通安全秩序法、2024年に策定予定
ベトナムは世界保健機関(WHO)加盟国193か国のうち、2011~2020年の期間に道路交通事故による死亡者数が▲30%以上減少した45か国に含まれる。WHOによると、ベトナムの10万人当たりの道路交通事故死亡者数は2010年の25.4人から2021年には17.7人まで▲30.3%減少した。
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スイス・ジュネーブで12日と13日に開催された2023年の国連道路交通安全協力会議(UNRSC)の枠内で行われた、WHOの「世界道路交通安全報告書2023」の発表式で明らかにされた。
発表式でベトナムの国家交通安全委員会のグエン・ベト・フン副委員長は、共産党幹部の指導の下、政治システムを挙げて交通安全の改善に取り組んだ結果だと成果を誇った。今後の取り組みについては、第13期共産党中央執行委員会委員会(2021~2026年任期)が2023年5月4日に、新たな状況における交通安全秩序の確保に対する党の指導強化に関する指示第23号-CT/TWを発出し、2024年にかけて道路交通秩序安全法を策定する予定であることを発表した。
これに先立ちフン氏は、11日にジュネーブで開かれた道路交通安全ハイレベル諮問委員会(HLCC)の会議にも出席し、2025年にモロッコで開催予定の第4回道路交通安全世界閣僚会議(GMCRS)のプログラムについて協議した。