- ミャンマーからベトナム人338人が帰国
- 違法カジノの人身売買被害者も含む
- 戦闘でミャンマーに足止め
外務省は、公安省をはじめとする関連機関と協力し、ミャンマー北部国境の紛争地域に留まっているベトナム人の避難を開始した。
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5日午前1時45分ごろ、航空機3機がハノイ市ノイバイ国際空港に着陸し、ベトナム人338人が無事に帰国した。ベトナム人の帰国費用は国が負担している。
駐ミャンマー・ベトナム大使館によると、この338人を含め、十分な渡航書類を所持しており、すぐにでも帰国できるベトナム人は800人以上に上るという。大半が若者で、残りは子供や乳児、妊婦などとなっている。
この中には、犯罪組織に売り飛ばされてミャンマー北部国境地域の違法カジノで強制労働を強いられていた人身売買の被害者も含まれる。彼らは雇用主に見捨てられ、ミャンマー軍と国境地域の少数民族との戦闘により、現地に足止めされていた。