ハノイ市のフウギ技術経営大学(University of Technology and Management=UTM)は14日、英国の教育サービス会社であるピアソン・エデュケーション(Pearson Education)との間で、eスポーツ教育の協力に関する覚書(MOU)を締結した。
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これにより、UTMは、ピアソンBTEC(商業技術教育委員会=Business Technology and Education Council)のeスポーツ教育プログラムを提供する、ベトナム初の教育施設となる。
科目には、◇eスポーツエコシステム、◇スキル・戦術分析、◇プロジェクト計画、◇ゲーム分析、◇ゲームデザイン、◇イベント・トーナメント開催方法、◇eスポーツに関するライブストリーミングなどが含まれる。
プログラムを終了した学生は、eスポーツ専攻の短期大学(正規過程)卒業証書を授与される。
なお、オンラインゲームは、国家デジタルトランスフォーメーション(DX)プログラムの中で開発が奨励されているサービスで、税収に貢献するベトナムの重要な「無煙産業」になる可能性があるとみられている。
米国や中国、韓国、シンガポールなど、世界の一部の国では、すでにeスポーツの教育訓練が行われている。