ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のダナン発ハノイ行きVN186便で、乗客2人が航空機内に銃を持ち込んだという悪質な冗談で騒ぎを起こした出来事に関連し、2人のうち1人は北部紅河デルタ地方タイビン省警察の上級警察官であることが判明した。
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タイビン省警察サイバーセキュリティ・ハイテク犯罪防止警察部の副部長を務めているL・X・Q中佐(40歳、タイビン省タイビン市在住)は7日、機内で離陸を待っている間のN・D・T氏(30歳)との会話で、片方が「銃はどこにやった?」と質問し、もう片方が「荷物にしまった」と答えたため、騒ぎになった。
2人はその後「冗談だ」と釈明したが、客室乗務員が機長に報告したところ、機長は2人の待機と、手荷物と乗客全員の検査を要請した。検査の結果、危険物や爆発物は発見されず、航空機は出発予定時刻から約2時間半遅れの午後10時ごろになってようやく離陸した。
Q中佐は、就学のためにハノイ市の某教育機関に派遣されており、同機関の管轄となっている。