保健省は10月29日、2023~2025年における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の持続可能な予防計画を導入する決定第3984号/QD-BYTを発出した。
(C) thanhnien |
計画によると、流行状況の監視は継続し、医療施設における救急蘇生体制の確保や、医療設備器具などの治療体制も維持する。
新型コロナウイルスワクチンは対象者に応じて適切に使用する。その一環として、高リスクグループへのワクチン接種を優先するほか、ワクチン接種を定期的なワクチン接種プログラムに統合する、または地元の実施状況に応じてワクチン接種キャンペーンを手配する。
ワクチン接種に加えて、「2K(マスク着用と消毒)」を行うよう推奨する。感染疑い者、また軽症の感染者は、他人との接触を控え、自主隔離する必要がある。
保健省はまた、ワクチンや免疫の有効性を低下させる危険な変異株の発生に備えて、医療対応対策を策定・確保する。
なお、同省は、10月31日をもって新型コロナウイルス感染症の流行状況に関するニュースレターの提供を停止した。この背景には、同省の決定第3896号/QD-BYTにより、新型コロナウイルス感染症の分類レベルが10月20日以降、これまでの「グループA」から「グループB」に正式に引き下げられたことがある。