このほど発表された、2050年までを視野に入れた2021年から2030年までの国家医療施設ネットワーク計画案の中で、保健省は国内の特別級病院6か所中5か所を国際基準に準拠した病院に格上げすることを提案した。
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これらの病院ではハイレベルのサービスを提供し、ベトナム人が海外に渡航して治療を受けるケースを減らし、海外からの患者も誘致する。
対象となる特別級病院5か所は以下の通り。
◇ベトドク(越独)友好病院(ハノイ市)
◇バックマイ病院(同)
◇第108軍隊中央病院(同)
◇フエ中央病院(北中部地方トゥアティエン・フエ省)
◇チョーライ病院(ホーチミン市)
保健省はさらに、医療施設システムの開発において、官民連携や民間病院の拡大を推奨する。その一環として、民間病院の病床数を増やし、2025年までに国内の病床総数の10%とし、2030年までに15%に、さらに2050年までに25%に増やす。
なお、国民1万人当たりの各種目標は以下の通り。
◇2025年まで:病床数35床・医師15人・大卒の薬剤師3.4人・看護師25人
◇2030年まで:病床数35床・医師19人・大卒の薬剤師4.0人・看護師33人
◇2050年まで:病床数45床・医師35人・大卒の薬剤師4.5人・看護師90人