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　南シナ海に浮かぶチュオンサ諸島(英名：スプラトリー諸島、中国名：南沙諸島)のチュオンサ島(英名：スプラトリー島、中国名：南威島)にある建物の屋上に設置されたベトナム国旗の巨大モザイクが、米グーグル(Google)のサービス「グーグルアース(Google Earth)」と「グーグルマップ(Google Maps)」で白く塗りつぶされているのが10日に発見された。

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　これを受け、ベトナム人ユーザーはグーグルに強く抗議し、ベトナムの領有権を尊重するよう求めている。

　これについて、グーグル・アジア太平洋地域コミュニケーション・ディレクターのハー・ラム・トゥー・クイン女史は、「グーグルは、第三者から提供された衛星画像をぼかしたり加工したりすることはない。表示されている画像の問題は、画質が悪いことが原因だ。より高品質の画像に差し替えるための作業を進めている」と説明した。

　なお、巨大モザイクは画家のグエン・トゥー・トゥイ氏が2012年に制作・設置したもの。サイズは12.4×25mで、面積は310m2となっている。