今年最初のスーパームーンは7月2日と7月3日の夜に観測が可能だ。特に3日夜には、完全な満月となるため、見ごろだとされている。
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スーパームーンは、軌道中で地球に最接近した新月または満月を指し、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態のことを言う。
なお、ハノイ天文学会によると、ネイティブアメリカンの部族は、この時期に若い雄鹿(bucks)が新しい枝角を生やすことから、7月の満月をバックムーンと呼んでおり、今回のスーパームーンは、天文ファンの間で「スーパーバックムーン」と呼ばれている。
2023年には、7月のスーパームーンのほかに、8月2日と31日に計3回のスーパームーンが観測可能とのこと。このうち、今年最大のスーパームーンは8月31日に観測できる。