南中部沿岸地方ダナン市ソンチャー区フオックミー街区(phuong Phuoc My)の賃貸住宅で日本人が大麻を栽培していた事件に関連し、同市警察は15日、同市人民委員会の依頼のもと、ソンチャー区警察とフオックミー街区警察を表彰し、500万VND(約2万8000円)の褒賞金を授与した。
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同市警察副署長のグエン・バン・タン大佐は表彰式で、地元警察は管轄地域内の外国人の管理・監視をしっかりと行っていると評価し、今後も犯罪の取り締まりを強化するよう指導した。
同事件では、同街区警察が13日午後、フオックミー1通り44番地にある賃貸住宅の立ち入り検査を実施し、この家屋に居住する日本人が室内で大麻を栽培しているところを摘発した。
立ち入り検査の際にこの家屋にいたのは、K・E氏(男性・40歳、日本国籍)とS・N氏(女性・36歳、同)の2人だった。このうち、K氏は2022年6月29日にこの家屋での長期滞在登録手続きを済ませている。
家宅捜索では、乾燥大麻の入ったビニール袋、また、扇風機やライト、ボトル、薬品容器、テントなど、大麻の使用・栽培に用いるとみられる器具のほか、大麻草が植えられた鉢植え17鉢、乾燥の大麻草21本などの証拠物件を発見・押収した。
同事件をめぐり、市警察は取り調べや証拠物件の鑑定を行うなどして引き続き捜査を進めている。