12月4日開催｜【日本人が知らない】ベトナム市場の真実と日系企業の経営課題... (PR)

　ホーチミン市保健局傘下の第115人民病院(10区)は15日、ハイテク診療センターを落成した。

(C) thanhnien

　同センターは地上10階・地下2階建てで、延べ床面積は約2万m2。ヘリポートを併設し、地下通路で病院の本棟と繋がっている。投資総額は3220億VND(約18億円)で、市予算で賄った。

　同センターは2016年7月に着工し、6年余りの工期を経て完成した。分子生物学、遺伝子治療、幹細胞治療、スクリーニング検査のほか、脳卒中や神経疾患、心血管疾患、腫瘍性疾患の早期診断と治療、アンチエイジング、延命、生活の質の向上など、高度な技術を要する様々な医療サービスを展開する。

　第115人民病院は同市保健局傘下の病院の中で規模が最も大きい病院として知られている。病床数1600床で、神経や心臓、腎臓、心血管インターベンション、救急、麻酔蘇生など45の科とスタッフ2500人を擁し、毎日2000人の入院患者と3000人以上の外来患者に対応している。

　同病院は、医療系学生の実習の拠点となっており、ホーチミン市と国の質の高い人材のトレーニング拠点でもある。