南中部沿岸地方クアンナム省ヌイタイン郡タムヒエップ村(xa Tam Hiep, huyen Nui Thanh)を通過する省道DT619号線とキーハー港への取り付け道路の交差点で14日に発生した長距離小型バスとコンテナトレーラーの衝突事故で、15日までに死者の数は10人に増えた。
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このほか、重軽傷を負った11人のうち2人は危険な状態を脱し、快方に向かっている。残る9人は骨折などのけがを負い、治療を受けている。なお、14日の時点では死者8人、負傷者13人だった。
同事故は、タムヒエップ港に向かう途中だったコンテナトレーラーと、南中部沿岸地方クアンガイ省から北中部地方トゥアティエン・フエ省方面に走行していた16人乗りの小型バスが衝突したもの。バスには運転手と乗客合わせて21人が乗っており、定員オーバーだった。
交通運輸省傘下のベトナム道路局のデータによると、法定速度である時速60kmに対し、小型バスは事故の10秒前に時速73km、事故の瞬間に時速69kmで走行していた。一方のコンテナトレーラーは事故の10秒前に時速48km、事故の瞬間に時速30kmの法定速度で走行していたという。
警察は事故の原因について引き続き捜査を進めている。