ベトナムで検索エンジンを運営するコックコック(Coc Coc、ハノイ市)は、2022年の検索ワードの傾向をまとめたレポートを発表した。最も検索が多かった15のテーマが紹介されている。
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2022年は、ベトナムを含む世界中でコロナ後の回復期に入ったこともあり、ベトナム人の検索傾向、消費動向にも様々な変化が見られた。
最も検索が多かったテーマが「教育」と「家・家族のケア」で、2022年に最も検索の多かった15テーマのうち「教育」が31%、「家・家族のケア」が10%の比重を占めた。コロナ後の関心が、学習や家族ケアへと移ったことがわかる。
ただ、学校が通常授業を再開したこともあって、2021年と比較してオンライン学習に関する検索は大きく減っており、「zoom」「teams」「google meeting online」といった関連ワードの検索数は▲73%減少した。
2022年の検索テーマで3位となったのが、全体の9%を占めた「スポーツ」で、2022年に開かれたスポーツイベントでは、「FIFAワールドカップ」と「東南アジア競技大会(SEA Games)」の検索が最も多かった。
ベトナムは世界有数のサッカー愛好国であり、またワールドカップは4年に1度、SEA Gamesは2003年以来のベトナム開催であったことから、よく理解できる傾向と言える。