ハノイ市のタイ湖 (Ho Tay)でこのところ魚が大量死し、湖面に浮いている問題について、関連当局は、湖での漁の許可を含め、様々な対策を検討している。
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すでに、死んだ魚の回収を強化し環境衛生を確保する取り組みなどを行っており、11月19日にはボート7隻と1シフト30人あまりの作業員を動員して、午前4時30分から20時まで魚の引き揚げを集中的に行った。
ほかにも藻の回収や曝気、漁など魚の密度を減らすための対策を実施し、違法な廃水の垂れ流しなどのパトロールもしているが、今のところ違反事例は見つかっていない。今後タイホー区人民委員会は事業者と契約するなどして、大きい魚だけがかかるような網を使っての間引きなども実施していく。
タイ湖では2016年と2018年にも魚の大量死が起きており、ハノイ市人民委員会では、エアポンプの増設や専門家による水質分析などを実施している。