南中部沿岸地方ダナン市保健局傘下の疾病管制センター(CDCダナン)は7日、2022年1~6月期における市内のデング熱感染者数が前年同期比の22倍に増加したと明らかにした。
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7月初め時点では、◇リエンチエウ区、◇カムレ区、◇ホアバン郡の感染者数が市内で最も多くなっている。このうち、リエンチエウ区は人口10万人当たりの感染者数が最も多く、過去5年間(2016年~2020年)の平均の3.56倍となっている。
同市のデング熱感染者数は4月から増加傾向にあり、過去5年の平均感染者数を上回るようになった。5月の感染者は238人、6月の感染者は1380人と急増。ただし、重症化する割合は0.07%と非常に低い水準となっている。
同市の区・郡当局は最近、デング熱感染拡大防止に向けて予防キャンペーンを展開し、蚊と蚊幼虫の防除対策を実施した。