米国国際開発庁(USAID)はこのほど、米国政府がベトナムのクリーンエネルギー開発を支援する総額3600万USD(約47億5000万円)の「ベトナム低排出エネルギープログラムII(V-LEEP II)」を始動した。
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これは、カマラ・ハリス米国副大統領が昨年8月にベトナムを公式訪問した際に発表したプロジェクトだ。
同プロジェクトは、ベトナム政府のエネルギー開発計画を改善させるほか、米系企業によるクリーンエネルギー分野への参加も促進される見込み。2020~2025年の期間に総出力2000MWの再生可能エネルギーを開発することを目指す。
マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使はプロジェクト始動式典で、「米国政府はクリーンエネルギーへの道のりにおいてベトナムのパートナーであることを誇りに思っている。ファム・ミン・チン首相が、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)でベトナムが2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を設定したことについて歓迎する」と述べた。