英国・タイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Times Higher Education)」が発表した「THEインパクトランキング(THE Impact Rankings)」2022年版で、ベトナムの大学7校が世界の経済社会の持続可能な発展に大きな影響力のある大学としてランクインした。
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ランクインしたベトナムの7大学は以下の通り。
◇601~800位:ベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)(ハノイ市)
◇601~800位:トンドゥックタン大学(ホーチミン市)
◇601~800位:ズイタン大学(南中部沿岸地方ダナン市)
◇601~800位:ハノイ工科大学(ハノイ市)
◇601~800位:国民経済大学(ハノイ市)
◇801~1000位:FPT大学(ハノイ市)
◇801~1000位:フェニカー(Phenikaa)大学(ハノイ市)
このうちズイタン大学、国民経済大学、FPT大学の3校は初のランクインとなった。
過去の同ランキングでは、ベトナムから2019年に1校、2020年に2校、2021年に4校がランクインしている。
同ランキングは、世界106か国・地域の1406大学をランク付けしたもので、2019年に初めて発表された。東南アジア地域ではタイが最多51校のランクインを果たしている。
なお、同ランキングでは、持続可能な開発目標(SDGs)にある、◇脱貧困、◇飢餓対策、◇健康と福祉、◇質の高い教育、◇ジェンダー平等、◇安全な水と衛生、◇クリーンエネルギー、◇働きがいと経済成長、◇産業と技術革新、◇不平等の是正、◇持続可能な都市とコミュニティ、◇責任ある生産と消費、◇気候変動対策、◇海洋生態系の保護、◇陸域生態系の保護、◇平和と公正、◇パートナーシップの17の指標に基づいて各大学をランク付けしている。
同ランキングの世界トップ5は以下の通り。
1位:ウェスタンシドニー大学(オーストラリア)
2位:アリゾナ州立大学(米国)
3位:ウェスタン大学(カナダ)
4位:キング・アブドゥルアズィーズ大学(サウジアラビア)
4位:マレーシアサインズ大学(マレーシア)