ハノイ市ロンビエン区とホーチミン市タンビン区にあるタムアイン総合病院は22日、英アストラゼネカ(AstraZeneca)の長時間作用型抗体の併用療法「Evusheld」(チキサゲビマブとシルガビマブの同梱製剤、開発コード:AZD7442)の接種登録受付を開始した。
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希望者は、ウェブサイト<https://tamanhhospital.vn/dang-ky-tiem-evusheld/>、または電話番号<1800 6858>(ハノイ市)、<0287 102 6789>(ホーチミン市)で接種登録が可能。接種はハノイ市とホーチミン市のタムアイン総合病院で実施する。
保健省はこれに先立ち、「Evusheld」について新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の曝露前予防を対象とした使用許可を付与した。
アストラゼネカによると、「Evusheld」は、臓器移植、がん、HIVなど中等度から重度の免疫不全の患者や、ワクチンを接種できない人、または十分なワクチンを接種したにもかかわらず新型コロナ予防に十分な抗体を産生できない人、重度のアレルギーでアナフィラキシーショックを引き起こす恐れがある人など、リスクの高いグループにとって適切な療法と考えられている。