ホーチミン市人民委員会は、市内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が効果的に制御されていることを受けて、同市直轄のトゥードゥック市にある新型コロナ蘇生センターの閉鎖を決定した。
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この新型コロナ蘇生センターは、新型コロナの流行が拡大したことを受けて2021年7月に、第2癌・腫瘍病院(Oncology Hospital 2)内に設立された。重症患者・危篤患者の治療に特化した同センターは1000病床を有し、新型コロナ蘇生センターとしては国内最大規模を誇った。
また、これに合わせ、トゥードゥック市アンカイン街区のマンションに設立した第6仮設病院、第8仮設病院、第12仮設病院の3か所も閉鎖する。
なお、第13仮設病院(ビンチャイン郡ビンフン村)、第14仮設病院(タンフー区タイタイン街区)、第16仮設病院(7区フートゥアン街区ダオチー通り)の3か所は維持する。
市はこれまでに多くの仮設病院を相次いで閉鎖しているが、現在も残る仮設病院とほかの病院の集中治療病床を合わせ、計1000床を維持している。