ベトナム航空局(CAAV)は31日、航空各社に対し、米ボーイング(Boeing)の最新鋭旅客機「ボーイングB737MAX型機」の運航再開を承認した。同型機は2度の墜落事故を起こしており、安全性が確認されるまでの間、CAAVがベトナムでの運航を停止させていた。
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CAAVによると、ボーイング社および世界各国の航空当局が実施した調査結果により、機体が安全基準を満たすと判断されたため、運航再開を認めたとのこと。2019年3月に運航停止となって以来、1年10か月ぶりの運航再開となる。
「ボーイングB737MAX型機」は、2018年2月29日にインドネシアのライオンエア(Lion Air)が運航するJT610便、2019年3月10日にエチオピア航空(Ethiopian Airlines)が運航するET302便が短期間に相次いで墜落したことから、世界中で運航停止となっていた。
なお、現時点で世界195か国の航空当局のうち178か国が同型機の運航停止を解除しており、世界の航空会社35社が同型機の運航を再開している。