南中部沿岸地方ビンディン省人民委員会は16日、スマートシティ管制センター(第1期)を開業した。同センターは、ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)と協力して展開するもの。
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人工知能(AI)を駆使した同センターは試運転の段階にあり、現在のところ、◇現場反映、◇交通の監視・運営、◇都市安全秩序維持、◇インターネット上の情報監視、◇情報セキュリティ監視、◇監視・運営のための総合ダッシュボード(複数の情報源からデータを集め、概要をまとめて一覧表示する機能)、◇公共サービス監視システム、◇社会経済情報システムの8種類のサービスが利用可能となっている。
スマートシティ管制センターは、省の事業運営の迅速化・効率化、透明性の向上につながると期待される。ビンディン省とFPTは今後、第2期を展開し、教育や医療などの分野にサービスを拡大していく。